2009年12月31日木曜日

今年も有難うございました。

今年も色々、有難うございました。来年もよろしくお願いします。

2009年12月14日月曜日

365展 「来年度2010年度のめくりカレンダー」

                365展
期日:2009.12.15~19
場所:アートスペース獏2ND
電話:092-781-7597

2010年度、日めくりカレンダーのデザイン展。日本グラフィックデザイナー協会のメンバーから365人が選ばれ一人一枚、夫々がデザイン、印刷技法や紙まで365枚異るという(捨てられないカレンダー)という他に類のないカレンダー。(世界をデザインで目覚めさせる)という主旨の下に企画されました。
カレンダーも販売します。

2009年12月8日火曜日

佐々恭子展「試着室」

                 佐々恭子展「試着室」
場所:アートスペース獏
期日:2009.12.7~27
電話:092-781-7597

画廊の空間を佐々恭子氏のイメージで完全に作り変えた異空間です。そこに展示されるものは使い込まれた古い道具やリニュアールされて現在に蘇った現代デザインの道具が展示され、混在しています。さらに現在活躍している現代美術作家達の作品もこの空間に参加し展示されていく企画です。

2009年11月16日月曜日

元村正信展


                元村正信展「異和という名のジュエル」

期日:11月16日~12月6日

場所:アートスペース獏

電話:092-781-7597

振幅する肉体、植物とも肉体の一部とも見える奇妙な果実と花。正信形態と色は続いています。しかし今回はその振幅する肉体から魂が抜け出そうとしているのか魂が宿ったのか眼が力強く開いていますそこには抽象から具象に引き戻される思いがします。混沌とした世界で人類が誕生していく、天地創造の物語を見ている感覚に陥っていく不思議な作品です。

2009年11月3日火曜日

artspacebaku2ND 渡部裕二「you know me」展

渡部裕二「you know me」展
会場:アートスペース獏2ND
期日:2009.11.4~12.12
時間:11:00~19:00
休日:毎週日曜日
記憶や想いでをビジュアル化する作品。映像が「物理的時間軸」ドローイングが「感覚的時間軸」を現わし2たつの異なった時間軸をひとつに重ねることで「感覚的時間軸」を強調する作品です。

2009年11月2日月曜日

artspacebaku 1ST 久保ユカリ展「美しく燃える月」

              久保ユカリ展 「美しく燃える月」

期日:2009.11.2~15
場所:アートスペース獏1ST
電話:092-781-7597

2009年10月19日月曜日

内藤修子展「どてら昭和心中」袖すりあうも他生の縁

内藤修子展「どてら昭和心中」袖すりあうも他生の縁

会場:アートスペース獏
期日:2009.10.19~11.1
電話:092-781-7597

「記憶の中の3世代を書く」行為です。この世に生まれたものは誰一人100年は生きられないがこの地上で同じものを見て触れていることはその存在そのものが尊いことである。唯一共通していることは日本の地に存在していること私たちは昭和という時代に生まれ育って(作者)来たものたちでやがて忘れられる時代に少しばかり足を止めてみると総てが此処から始まったようにおもわれます。個展会場にはこの世からなくなる物すでに無くなった物が鎮座して私たちを見ている。  
                                            作者の言葉です。

2009年10月5日月曜日

黒岩俊哉映像個展「まなざしのパッセージ3


黒岩俊哉 映像個展「まなざしのパッセージ3」
期間:2009.10.5~18
会場:アートスペース獏
電話:092-781-7597


2009年9月25日金曜日

野村佐紀子写真展「黄金虫」




野村佐紀子写真展「黄金虫」
期日:9.28-10.31
場所:アートスペース獏2ND
この度、アートスペース獏がNIKKENのサポートで2NDを新設しました。第一回の作品展を野村佐紀子氏に依頼し短期間で作品展の開催にこぎつけました。これからも現代美術に取り組んでいくつもりですので皆様がたのご理解とサポートをお願いします。

2009年9月21日月曜日

芹野直子展ー2


「Jute sucalpture」                  
                          本人のメッセージ

儚げで凛とした強さを持つ麻の繊維に魅かれている。 麻を繊維状にすることで、表現の可能性がひろがり、そして導かれ、 光と空気を内包した立体の表現が生まれてきたように思う

私は生命あるものが輝きを放つ瞬間に刺激を受ける。 そして、身体にの中にある記憶が触発され その根源的な幻想を「かたち」にし 自分の想像をはるかに超える形にであうことを 楽しみたいとも思っている


また、表現と対話がうまれ、ほどよい、ここちよい 緊張感を保ちながら、その空間は醸しだれて それらの表現は周りの空間との関係の中で 存在し続けていけたらとねがっている。


そして、ひとの心に記憶とすこしばかりの愛着を 残すことができればと・・と思う。 これからも私の手と感情を通して、麻の繊維の可能性を探って 行きたいと思っています。


そして芹野直子さんはイタリア・コモに出発しました。写真は以前展示した作品と会場です。今年もこの素敵な会場で展示されます。


t 写真はhttp://ameblo.jp/blogbaku               

芹野直子展 「Jute Sculpture」ー醸すー

芹野直子展「Jute Sculpture」-醸すー
期日:2009.9.21~10.4
場所:アートスペース獏
第10回Kajima彫刻展にて銀賞受賞作品。光と空気を内包する麻の繊維で作られた作品です。彫刻は金属、木、石といった素材で作られてきましたが何と繊維で作られたものが彫刻と認められた素晴らしい快挙です。同じ時期2009.9月26日から2009.11月15日までイタリア・コモで開催される。Minartextil Coso.19th International Exhibition of Contemporary textile Art にも出品されています。
芹野直子さんのhpはhttp://www.geocities.jp/serinaon/

画廊はhttp://artspacebaku.net/
写真はhttp://ameblo.jp/blogbaku

2009年9月15日火曜日

アートスペース獏2nd


9月28日アートスペース獏のセカンド・artsupecebaku2ndが天神1丁目にオープンします。第一回は野村佐紀子写真展です。18時よりオープニングパーティ。新しい空間を御覧になりたい方もお越し下さい。会費無料 画廊の問い合わせは092-781-7597です。 画廊はhttp://artspacebaku.net 写真はhttp://ameblo.jp/blogbaku

2009年9月7日月曜日

椎原一久・高原利文写真展「景」-utushie-

            椎原一久・高原利文写真展「景」-utsushie-
期日:2009.9.7~9.20
場所:アートスペース獏
電話:092-781-7597
椎原氏はモノクロ銀塩で黒が以前より少し濃くなった感じで都会の影と光を捉え、高原氏はカラーで植物の緑を抽象化しようと試みている。コンパクトデジカメを使用した作品が2点紛れ込ませてありますが素晴らしい映像処理で一眼レフの作品と区別がつきません。美しく深みのある詩的ワールドが身の回りに存在することを再認識させてくれます。
画廊はhttp://artspacebaku.net
写真はhttp://ameblo.jp/blogbaku

2009年8月24日月曜日

NOKO PROJECT展「OFFWALL]



NOKO PROJECT -OFFWALL

期日:2009.8.24~9.6

会場:アートスペース獏

電話:092-781-7597

能古島という自然の中で展示されている作品が都会の小さなスペースに展示され逆に作品が森を作ったようになっています。こんな面白い展開になるとは意外でした。能古島で見られた方は別の視点から面白いと思われるかもそうでない人はこれだけでも面白いと思います。木材に孔を穿ったアキライノウエ。詩を書いた作品大滝純布をボックスにした神崎東洋彦、木に貼り付けたシルクの作品木寺正喜、立体の小西龍太郎、キャベツの斎藤秀三郎,木枝に加工した首藤マヤ、新しい表現を追及する若い写真家長谷川治胤、黒い円錐ボックスの中からはみ出す不思議な布のオブジェはやし史、ステンドグラスのオブジェというか3メートル近い高さのガラスの柱、松尾雄一、木とラップによる彫刻みたいなオブジェ光と透明の面白さを作品、綺麗な色の染色で作られるオブジェ風の作品吉原みずゑ氏達の作品の響き合いを楽しんでください。

画廊はhttp://artspacebaku.net

写真はhttp://ameblo.jp/blogbaku

2009年8月11日火曜日

野村佐紀子写真展

                        野村佐紀子写真展
期日:2009.8.10~23
会場:アートスペース獏

今回はヌードは一点もなく風景と情景を撮り下ろした作品18点を展示しています。40年前のオリンパス
ペンWを使用したハーフサイズの面白さを引き出しています。連写で撮ったもの、時間が経って撮られたものが同画面に写しだされたりしています。時空間が異なった光景や情景が同じ画面の中に存在することで写真の持つ瞬間性を封じ込めようとしている面白さと相変わらず、存在するものを闇に引きずり込んで気配を消し去ろうとする行為。日常的なものを通して観念を具現化しているようにも思える。

2009年7月27日月曜日

原井輝明展「チェレンコフの光り」


原井輝明展「チェレンコフの光り」

期日:2009.7.27~8.9
場所:アートスペース獏

紙に色んな絵の具、白墨、等のミックスされた材料で幻想的に描かれた作品です。
チェレンコフの光りとはチェレンコフの光とは、粒子が水の中を光速に近い速度で進む時に放つ光。光の速さは真空中で秒速30万km。ところが、水中では光の速さは3/4のスピードになる。ニュートリノは、光速とほぼおなじ速度のままなので、水中では粒子の速さが光速を上回る。その状態で発する光がチェレンコフ光である。世界で一番美しい青とされています。神秘的な宇宙の光と地球上の人工的光との関わり合いを思考している時に融合されて生まれた色彩を表現しようとしています

2009年7月20日月曜日

河地知木個展「スペース アンド タイム」

河地知木展「スペース アンド タイム」
期日:2009.7.13~26
場所:アートスペース獏
評論家:勅使河原純氏URL http://www.jt-art-office.com

2009年7月13日月曜日

河地知木展 「スペース アンド スペース」


河地知木展 「スペース アンド タイムス」
期日:2009.7.13~26
場所:アートスペース獏
電話:092-781-7597
九州産業大学芸術学部デザイン学科教授の河地先生です。今回は異なる場所、(スペース)と違った時(タイム)を重ね合わせた作品です。イタリアとイギリスが撮影場所です。写真の内容と共に今回の面白さは写真の大きさが異なることです。アップしている正方形の写真を中心に様々な大きさに変化させてあることです。縦を基本に横の比率を変えていくもの、横を基準に縦の比率を変えていく作品。それぞれが対面で展示されています。皆さんの好きな形を探してみてください。

河地知木展「スペース アンド タイムス」

 河地知木作品展「スペースアンドタイムス」
 期日:2009.7.12-26
 会場:アートスペース獏

2009年6月28日日曜日

yumi takeuchi exhibition

yumi takeuchi exhibition

期日:2009.6.29~7.12
場所:アートスペース獏

布地にシルクスクリーンで印刷をし、布のエッジの美しさを見せる 立体作品に仕上げてあります。ファイバー・アートです。
美術評論家勅使河原氏のURL http://www.jt-art-office.com

2009年6月14日日曜日

柴田高志展「悪魔と踊り、天使と語ろう」

             柴田高志展「悪魔と踊り天使と語ろう」

期日:2009.6.15~6.28
場所:アートスペース獏

彼の心の命ずるままに手が動きそこに紡ぎだされる線と形、時には抽象的に、時には具象的に表出する。時には悪魔ともいうべきエロ、グロが表出され、時には天使ともいうべき爽やかな軽やかな細い線が表出されるが天使の形は見えてこない。見る側に天使と語ろうという魂ががないから天使の姿が見えないのか?見せる見るという作家と観客との間に不思議なコミュニケーションが対峙する。もしかするとタイトルに幻惑されて悪魔だけがいるのかもしれない?現代人の危うい精神に何かを提示しようとしているのだろうか?今回初めて黒ではあるが強いアクセントが画面に素晴らしい陰影を与えている。

2009年6月1日月曜日

荒木隆写真展

             荒木隆写真展
            
             会期:2009.6.1~6.14
             場所:アートスペース
 
6月5日19:00より獏においてギャラリートーク。聞き手は 佐藤恵一氏よろしければ、お2人のトークにご参加下さい。 参加自由で活発なご意見をお待ちしております。

2009年5月17日日曜日

南たえ子展 「何処までもゆく」

             南たえ子展「何処までもゆく」
             期日:2009.5.18-5.31
             場所:アートスペース獏
ブルーに彩られたオブジェが画廊の壁面を這って行く何処までも何処までも・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それは青い海から誕生した生命のDNAを想起させられ果てしなく進化、継続していく・・・何処までも
DNAを視覚化するには顕微鏡を覗く方法があるがそれとは違った、在る空間に美しく造形的に表出させてくれるところが面白い。南たえ子氏の作品はいつも知的な香りで鼻先がくすぐられる。             

2009年5月10日日曜日

ダヴィッド・レント彫刻展

             「ひび割れとかたまり」 期日:2009年5月4日~5月17日

2009年5月3日日曜日

ダヴィッド・レント彫刻展

David Rent 「exposition de sculptues]

期日:2009・5・4~5・17
パリから彫刻を学びに日本へ。今回のテーマは「割れとかたまり」。素材は鉄と木。竜安寺の石庭を思い出させるようにに見える。真っ黒に塗られた木の塊が石のように感じられ、所々にさびがある鉄板は掃き清められた砂庭でそこに置かれた黒い木の塊は石となり、存在という概念を視覚化して見せる。作者の意図するものは年月を経た木の塊の中に見えるひび割れの美しさだろう。しかも黒く塗られてることで美しさと存在感が増している。

2009年4月29日水曜日

杉森永徳氏久しぶりの帰郷




「えいとく」さん久しぶりにN・Yから里帰り。京都でのプロジェクト企画の打ち合わせとからしい。杉森氏はN.Yで彫金の作品をつくり、フォレスト・ギャラリィーの経営もされています。写真真ん中の怪しく見える人ですがとても良い人です。知り合いの何人か世話になりました

2009年4月23日木曜日

斉藤秀三郎展「不安なキャベツたち」

このオブジェが売れました。
斉藤さん曰く「わたしのオブジェが売れるなんて!」はにかんでいる87歳は可愛い感じでした。

2009年4月20日月曜日

斉藤秀三郎展ー不安なキャベツたちー

期日:2009・4・20~5・3
場所:アートスペース獏
電話092-78-7597

25年間キャベツのみをモチーフにして、この時代を考えてきたことをキャベツに反映させる作品。今、
地球規模で自然環境の問題を抱えています。「そのしのびよる破局」と言ってもいいほどの危機感を持つ作家は「不安な・・・・・・」とタイトルをつけあえて「豊かさとは何か」を問いかけています。困難な時代に向かい合う強い意志によって新しい生き方を生み出すチャンスに出来ることを望んでいるのです。

2009年4月6日月曜日

HARUKI写真展「夢の泳ぎ方」

                   HARUKI写真展「夢の泳ぎ方」
期日:4月6日~4月19日
会場:アートスペース獏
カラーによる作品20点。今時、カラーとわざわざ言わなくてもと思いますが日常にある風景、光景がHARUKI氏の色彩感覚によって現実離れしてしまいます。夢か幻か?写真という現実を切り取る技法が色によって非日常的に変換してしまう。いや現実は色付きなんですがそこの色をほんの少し超えたところに異次元が存在することを教えてくれます。

2009年3月22日日曜日

よしながこうたく展「五面星展」

                  よしながこうたく個展「五面星」
期日:2009.3.23~4.5
場所:アートスペース獏
電話:092-781-7597

現在、給食番長を始め絵本作家として活躍中のこうたく氏、久しぶりの油絵展です。いつもながらの独特の世界。今回も怒迫力の作品が並びました。こうたくの描く4次元の世界。もしかして我々が住む3次元の世界と隣合わせているのかな。時折二つの次元が重なったりすれ違ったりしているかもしれない。まさにトワイライト・ゾーンの世界が此処にある気がしてなりません。

2009年3月9日月曜日

MASAKI YAMADA 展 [densen]

                  MASAKI  YAMADA 展 「densen]
期日:2009.3.9~3.21
会場:アートスペース獏
電話:092-781-7597
ペン画です。何故、作家が電線をモチーフにしたのか?現場にお出で下さい。そこで考えてみてください。私の中では現代の最先端を行くI・Tが集まり散っていく分岐点に見えます。未来都市の通信・電気。しかしその未来が幸せかどうか?止めることは出来ませんから幸せになるような方向に持ってゆきたいものです。「マトリックス」を想像します

2009年2月23日月曜日

長谷川治胤「garden」写真展


             長谷川治胤写真展「garden」
期日:2000・2・23~3・8
会場:アートスペース獏
カメラというメディアを使って斬新な作品を発表。日本画風の技巧を駆使している。人によっては写真ではないというあやふさを、日本画風の絵でもないといわれるあやふさと曖昧さを秘めている。しかし画面を良く見るとそこには写真以外では表現できない写実がある。全体の仕上がりは絵画風で幽玄を感じるが華美さはない。写真ではないがカメラを使用することによってしか表現出来ない作品である。カメラマンでもなくフォトグラファーでもなく敢えて呼ぶならフォト・アーティストかな?

2009年2月14日土曜日

山本豊子展ー2

山本豊子氏の映像です。タイトルは「レデイメイドが月面スキップする夢を見たい訳」

2009年2月9日月曜日

山本豊子「宇宙時代の独身主義、さえも」展

山本豊子「宇宙時代の独身主義、さえも」
期間:2009.2.9~22
会場:アートスペース獏
1957年ロシアが初めて宇宙旅行の開拓者として「スプートニク」を打ち上げ、2号に数日間の餌と空気を与えられた片道切符の(ライカ)君がのせられた。「スプートニク」とは(旅の道連れ)を意味します。 今回の展示はレデイメイドのバスタブを宇宙船になぞらえてスプートニクが象徴する宇宙時代に生きる独身主義者の悦楽的部屋を再現。もしかしたら宇宙を旅をしているかも知れない「ライカ」が(旅の道連れ)にこの部屋にいるかもしれない。展示作品は版画の版2点とDVDによる映像「レデイメイドが月面スキップを夢見る訳」9分これは西欧では月面がチーズの海に見えてると言ううから月には牛がいるといった映像になっています。凄く面白いです。その他スプートニク記念切手になぞらえた豊子さんの切手作品を展示、発売してます。勿論バスタブもあります。

2009年1月26日月曜日

案浦博子展

案浦博子展

期日2009.1.26~2.8
場所アートスペース獏
電話092-781ー7597

2009年1月4日日曜日

冨永 剛 「ひとんぎ」


富永剛 展 「ひとんぎ」

期日:2009.1.5~1.23

会場:アートスペース獏

電話092-781-7597

2008.12.28日より会場にて制作に入る。正月期間中も制作4日に完成

「ひとんぎ」とは棟上の時に撒くお餅のことで熊本で使われる言葉だそうで、

でも青森でも同じことを言うそうである。富永君の作品は竹や土で造られた

日本家屋の土塀であり土壁である。長い間何度も修復され長い時間と人の手

で作られた時空の積層に亀裂が走る。そこに美を求めた作品で、土壁自体を

自から作り出し日本古来の伝統素材と工法というものを再現してそこに偶然

出来る亀裂を彼の美的感覚で取捨選択して作品化したものである。壁の一部

を切り取った写真ともキャンバスに描かれた亀裂とも違った、全体と部分を同

時にリアルに見せるといった類のない展示発表である。

2009年1月1日木曜日

今年もよろしくお願いします。

            謹賀新年 2009年1月1日